中期経営計画

<2024年5月15日公表>

2024~2026年度中期経営計画は、テレビ東京開局60周年で制定した企業理念にある「あたりまえに挑む」姿勢で、独自のコンテンツ力を高め、営業改革を推進し、2026年度に営業利益115億円の達成を目指します。
放送事業の厳しい環境を踏まえ、これまで進めてきた収益構造改革を新しいステージに移行させ、アニメ・経済報道・独自IP(知的財産)事業を強化し、新規事業や大型M&Aの体制も整備するほか、事業・業務の見直しも進め新事業領域の開拓を目指します。

数値計画

※22-23年度は実績、24-26年度は計画

22年度 23年度 24年度 25年度 26年度
売上高 1510億円 1486億円 1550億円 1595億円 1646億円
営業利益 92.3億円 88.4億円 90億円 95億円 115億円
当期純利益 67.2億円 67.4億円 65億円 69億円 83億円
ROE 7.4% 7.0% 6.6% 6.7% 7.7%
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―アニメ・経済報道・独自IP事業の強化でさらなる成長―

  1. アニメ強化と独自IPの開発で、「グローバルIP企業」に進化
    • アニメビジネス機能を強化し、北米・アジア・中東を重点開拓
    • 有力作品の権利獲得、制作・放送・配信、商品化・ゲーム化の好循環で事業拡大
    • IP事業を国際的に展開する「グローバルIP企業」へと進化
  2. 経済映像報道No1の力を生かし「テレ東BIZ」事業拡大
    • 企業報道(ミクロ経済)に注力しデジタルファースト徹底、「テレ東BIZ」を拡大
  3. 「テレ東らしさ」×先端技術×営業改革 コンテンツ価値の引き上げ目指す
    • 制作力強化へコンテンツ制作費を3年間で139億円積み増し
    • 「まだ見ぬ『おもしろい』」を追求、競争力の源泉であるコンテンツ力を高める
    • VP(バーチャルプロダクション)技術を本格運用、効率化と新たな映像表現
  4. 新規事業、大型投資でフロンティアを開拓
    • 200億円の成長投資枠を活用し、アニメ事業の大型M&Aも検討
  5. DX・AI、人的投資の拡充で、新たな成長領域へ人材を積極投入
    • 基幹システム(業務系、営業・放送系)を全面刷新
    • 事業業務を棚卸し、AI活用含め労働生産性を向上
  6. サステナビリティ重視の経営を推進、メディアとしての社会的責任を果たす
  7. 20年代後半にROE(自己資本利益率)8%達成を目標